ペトリュス PETRUS

2015 5月 03 ボルドー, ポムロール, ワインデータベース このエントリーを myyahoo に追加 このエントリーを GoogleRSS に追加 このエントリーを ハテナRSS に追加 このエントリーを Livedoor RSS に追加 このエントリーを goo RSS に追加  by Wine Lover Bohemian
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ペトリュス  PETRUS
iconというと、ボルドーでは、もっとも高価なワインでしょう。ポムロールは、地域がせまく、格付けというものがありません。しかし、このペトリュスは非常に高級なうえ、生産量もすくないこともあり、5大シャトーよりもはるかに高い値段で取引されています。

オーナーの、クリスチャン・ムエックス氏は、よく来日され、テイスティングイヴェントもありましたが、最近は、あまりに高価なペトリュスはだしていないのではないでしょうか。(最近、エノテカでは。ムエックスが扱っている、という表示をしていますね。クリスチャンの兄が所有のはずですが・・・)

私がペトリュスをいただいたのは、エノテカでの試飲会、大丸東京店のフェアでの有料試飲、そして、レストランでの78年ペトリュスを飲む会、など。
あと、知人がやはり78をあけたときにいただきました。とくに後者の美味さはすばらしいものでした。ま、ロブマイヤーのグラスでしたしね。

自分では、2004年を購入し、2004年の9大シャトー水平の会であけました。2004年のペトリュスは、リーデルのソムリエグラスでいただくと、すばらしくまろやかになりました。決めの細かな、温かみのあるリッチさですね。やはりいいグラスが必要です。

私は、2007年にボルドーへ行ったとき、幸いペトリュスを訪問することができました。
シャトーの規模は左岸のところと比べると非常にこじんまりしていましたが、もっとも印象的なところです。

ちょうど着いたときに、案内の女性が出迎えてくれ、もうひと組の到着を待ちました。
その間、畑に行きました。

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ここでの説明は、畑に出て、かなりくわしくムエックスの畑は方針の説明をしてくれた。ここは、企業ではなくて、ムエックス家のファミリービジネス。ポムロールの畑は、小規模なので、仲良くやりましょうということで、格付け制度がない。ただし、ポムロールの畑でいいところは、このペトリュスを囲むようにして作られている。トロタノア、ホザンナ、ヴューシャトーセルタン、コンセイヤント等々。ペトリュスが丘の一番高いところにある。土壌は、めずらしく粘土質で、これが特徴。たしかに石がごろごろという感じではない。今は手に取ってみると、ぱらぱらと崩れるが、雨の多いシーズンはけっこう粘着質らしい。こういう土壌のおかげで、根はそんなに伸びないらしいが、今の季節になると、土地にひびがはいって、こまかい根が伸びるらしい。

ぶどうの木は、メドックのものよりも背が高い。収穫は来週から始まるらしいが、実を食べさせてもらったら、かなり甘くおいしかった。まだ熟するところまではいっていないらしい。完熟にまだ至らない段階で、熟したところで一気に摘み取るということである。ムエックス氏ははじめ、マスターたちが実際に食べてみて、これだ、というときに摘み取る。午前中にきめて、その日の午後、ということもある。当然手つみ。

建物に入ると、コンクリートのタンク。中は、エポキシ等の加工はしていないが、化学反応はおこさないようになっているとのこと。樽のエージングルームをみせてもらったが、2006年ペトリュスはこれだけです、とのこと。メドックと比べると、ものすごく少ない。ペトリュスはセカンドラベルがないので、その品質になっていないものは、他にまわしてしまうらしい。

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これは、日本橋高島屋にあったタイユヴァンで

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これは抜栓して2日目。2005年らしく、非常に凝縮感がある。すべての要素がぎっしりつまっている感じである。適度になめらかさもある。やはり、2005年のなかでも、飛び切りの出来ではないだろうか。 いただいたのは、2009年12月。

こんな試飲もありました。2004年もの。いただいたのは、2009年4月

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こんなこともできた時代があった。

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エノテカ大阪店での試飲会。

内容は、
ペトリュス2004 
ラフルール1997
オザンナ1999(パヴィー2004が状態がわるくこれに変更)
オーゾンヌ2002
シュヴァルブラン2003

シャトー・ペトリュス入りバレンタインチョコなんてのもあった。

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2008年1月に、エノテカ丸の内で、ムエックス氏を迎えて
このときは、ペトリュスが出ました。

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クリスチャン・ムエックス氏
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最近は、クリスチャン・ムエックス氏は、自分で育てたオザンナに注力しているようで、ペトリュスとは、距離をおいているようです。2008年にそのように表明しているようです。

2007年4月に大丸でいただいている。写真はない。

その中身は、ペトリュスの1989とヴァランドローの2003.
ペトリュスについては、前回1994年だったが、出来がまったく違う。非常に繊細ながら、香りが上品に伸びる感じ。これでいいグラスだったらな、と思う。ヴァランドローは、2003年であるが、ものすごくリッチで、香りも豊か。しかし、まだ飲むには早い。30ccだが、この2杯で1万円。

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ペトリュス Chateau PETRUS
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アペラシオン
ポムロル
栽培面積
11.4ha
作付比率
メルロ 95%、カベルネ・フラン 5%
セカンドラベル

オーナー
ジャン・ピエール・ムエックス社
世界で最も有名な赤ワインの1つであり、また最も高価なボルドーワインのひとつである、ペトリュス。「ペトリュスはワインというよりも神話の象徴なのだ。」(『ボルドー第四版』より)とロバート・パーカーが賞賛するように、ペトリュスはワインという領域を超越し、すでに神話の領域に達しています。
シャトー・ペトリュスの畑は11.4ha。5%植えているカベルネ・フランはほとんど用いられず、ほぼ例年メルロ100%でリリースされます。生産本数はわずか4500ケース程度で、これらは瞬く間に世界の愛好家のセラーに収まってしまうため、ほとんど市場に出回りません。もし手に入れられる機会があったのなら、それは本当に幸せなこと。

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